ROUTE END(ルートエンド)!この上質サイコミステリ漫画を読むべき4つの理由

 BUY王で漫画売って、そのお金で買った本が掘り出しものでした!

その名も、中川海二さんのROUTE END(ルートエンド)

面白い。すごく。
こういうミステリ漫画を待ってました。
久々にミュージアム並みに引き込まれています。

多分、この漫画は、挑戦的なアニメ監督によってアニメ化されるでしょう。
それだけの価値がある作品です。

ROUTE END(ルートエンド)を読むべき4つの理由

今、ROUTE END(ルートエンド)を読んで欲しい4つの理由を挙げてみます。

・地味な展開なのに面白い!→プロットがよく練られている
・特殊清掃業という珍しい職業のことが良く分かる
・『死』について丁寧に描いている
・犯人を予測するのが楽しい

ROUTE END(ルートエンド)は、とても面白いので読んで損はないと思います。

でも、ぼくが最後にあげた犯人について予測するのが楽しい、は、ぼくは正直、どうでもいい部分です。
なぜなら、ミステリ漫画や小説で重要なことは、犯人が分かったあとでも、再読に耐えられるものかどうか、だからです。

そういった意味では、ぼくは、金田一少年や名探偵コナンは、犯人が分かったあとに再読しないので、あまりミステリ漫画として評価していないのです。。。

ぼくが、ROUTE END(ルートエンド)は再読に耐えるミステリ漫画だと思うのは、おそらく、複雑なプロットを構築した上で、この漫画の見どころを犯人当てではなく、別のところに置いているからだと思うんですよね。

おそらく、それは、特殊清掃業という仕事の特殊性や『死』について丁寧に描いているからでしょう。

ぼくは、人間の暗い面を取り扱った漫画に惹かれます。
多分、ぼくも、そういう暗い側面を持っているからでしょう。

淡々とした話、目立たない展開ですが、リアリティや異色の主人公設定が、どんどんとページをめくらせます。
特殊清掃業という仕事に興味が湧いたし、ぼくもやってみたいと思いました。

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ROUTE END(ルートエンド)1巻の感想・考察

日本版のセブンだとか、羊たちの沈黙だとかを目指している志の高い漫画なのではないかと感じています。
漫画でいえば、ミュージアムのようなサイコスリラー系が好きな人にもおすすめですね。
ミュージアムにも似ているところがあるけれど、ミュージアムよりももっと真剣に『死』というものを取り扱っている気がするんです。影響は受けていると思いますけどね。

謎の積み重ね方が上手で、話運びがとても上手な漫画家さんです。
一巻のラストがめちゃくちゃ気になった。

次巻も買うこと間違いなしでしょう。
犯人といえば、こういうミステリ漫画や小説の常識として、冒頭から序章くらいの間で出てきた人が犯人となるはずなのです。
漫画の場合は、複数巻にまたぐ場合は、少なくとも最初の1巻にでてきた登場人物が犯人では、と思います。

ぼくの予想は、主人公の弟である春野真人が犯人。
ネタバレはしませんが、そう思ってます(笑)

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ROUTE END(ルートエンド)2巻の感想・考察

衝撃のラストの1巻でしたが、いきなり展開がヤバいですね。

とにかく、この漫画、特殊清掃業という職業について結構リアルに描かれてます。
物語のパンチ力を増すためのただのギミックとして出てくるわけではなく、その職業に就いて働く人の哲学も入ってくるので、迫真性があり白けさせません。

でも、グロ耐性のない人は若干、注意かもですね(^^ゞ

ところで、加藤臣と柳女優香は、どうして、あんな遺体があるような場所でセックスするのだろう。

ギャグとして最初は描かれていますが、というか、ぼくは、それを見たときにズッコケそうになりましたが、なんというか、1巻のそのあとの二人が描かれたある一コマをみて、ぼくは、この漫画を集めていくことにしたんですよね。
なんか、悲しいな、と思いました。

ROUTE END(ルートエンド)2巻では、加藤臣と柳女優香のが死体があった家でセックスする理由が明らかになります。
ぼくは、ちょっとおかしいのかもしれないのですが、大分、この理由について共感してしまうんですよね。
変なのかな。

でも、こういうのが現実で、キレイなだけのものではないと思うし……。

ミステリだけでなく、人間の根底にある根深いものが描かれているのがいいですね。

ROUTE END(ルートエンド)は、ミステリを人間という存在を描くための手段として使っているのではないかと感じます。
そういうミステリは、犯人が分かっても、何度も読むことができて、ぼくは好きです。
名探偵コナンや金田一少年は読み返さないけど、きっと、ROUTE END(ルートエンド)は何度も読み返すでしょう。

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ROUTE END(ルートエンド)3巻の感想・考察

3巻で、ミステリ度が増し、さらに物語も面白くなります。
犯人のDNAがある重要な登場人物と一致し、しかも、その人は〇〇ゴ!?

自殺した弟『五十嵐晶』とそっくりな人物を見かけて、五十嵐秋奈も大きく動揺します。

『死』に捉えられた人たちの悲しい人間模様が描かれており、ミステリ要素も気になるのですが、登場人物たちが救われるのか、といったところも気になります。

そして、この巻で、主要な登場人物が、エンドの犠牲者となります。
だれが殺しているのか、さっぱり分からないのですが、戦慄しますね。。。

ところで、エンドの犠牲者は遺体がみんなバラバラなので、死体の部位すべての遺伝子が犯人のDNAと一致しているのかどうかは気になるところですよね。。。
バラバラ死体ですから、すべての体の遺伝子が一致しているかどうかは分からないんじゃないでしょうか。
特定の部位だけしかDNA鑑定していないなら、鑑識さんが怪しくなってきます。
だって、そうなれば、〇〇ゴである必要はなくなりますし。

なんか、いろいろと気になり過ぎるし、面白過ぎるしですごいです。

普段、人が考えないようにしている『死』の臭いが濃密に立ち込めていて、エンドという殺人者は『死』や『終わり』を凝縮された概念なのではないか、とすら思えます。

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ROUTE END(ルートエンド)4巻の感想・考察

死んだ弟『五十嵐晶』にそっくりな人物に遭遇する、という展開から始まったROUTE END(ルートエンド)第四巻。
そっくりな人物、双子のモチーフが描かれる作品はたくさんありますが、それが深くミステリに関わってくるところが個人的に惹かれます。

今後、双子というテーマで、この漫画がどのように展開していくのかを考えるのはとても楽しみです。
双子からクローンのテーマに発展し、多重人格探偵サイコ的な流れでいくのか、それとも、マジックミラーやひぐらしのなく頃にのようなミステリー的な展開へ行くのか、それとも、戦慄の絆みたいな感じでいくのか、いまのところ、どの方向にも舵を取れそうなので、要注目といった感じですね。

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ROUTE END(ルートエンド)5巻の感想・考察

ROUTE END(ルートエンド)5巻!
やっぱり、面白い。
というか、謎が魅力的で、しかも謎すぎて、読めば読むほどに混乱していきます。
まさに、ROUTE END(行き止まり)の状態に読者を誘っていく。

5巻冒頭で、鬼頭壮一郎が遭遇する新たな事実に、ぼくは思考停止状態に陥りました。
どういうこと?
双子が三つ子で三つ子が実は四つ子だった!?

現実問題として、ありえなさそうなのに、でも、実現可能でもあるような気がして……という、リアルとファンタジーの狭間を絶妙な匙加減で突き進んでいくストーリーがいいですね。
本当に作者の中川海二さんは天才か!? とその才能に嫉妬を覚えます。
リアルとファンタジーの中間を行く作風は、世界観は違うけれど、竜騎士07さんのひぐらしのなく頃に、の最初の4作に似ている気がします。
でも、作品内を漂うどこか終末的な雰囲気は、ぼくとしてはアナザーヘブンとかケイゾクとかに似ている感じもするし……。

このROUTE END(ルートエンド)という漫画の雰囲気がすごく好きです。
理屈では説明できないものを描いている感じもするので、今後、謎は解き明かされず、デヴィッド・リンチのツイン・ピークスのように謎を解くことが無意味と化す可能性もあるのですが、そこは、謎は解き明かされると信じて読んでいきたいと思います(笑)

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ROUTE END(ルートエンド)は、謎解きも気になりますが、ミステリという手法によって人間を描く変わった物語ですね。

中川海二さん、すごい。
どうしてこんな漫画が描けるんだ。。。

深い漫画です。。。
そして、次巻が滅茶苦茶気になります!!

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