大森望、豊崎由美共著の村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!の感想

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文芸批評

村上春樹さんの小説『騎士団長殺し』が発売され、面白そうだと思って全部読んだのですが、ストーリーが結構難しくて、
あのページのあの部分ってどういう意味なんだろう?? とか
あの箇所は、こういう意味じゃないの?? とか
疑問がたくさん出てきました。

村上春樹さんの小説は、簡単なようでいて、複雑な構造になっているので、あの箇所のこの部分の意味を知りたい、とか、そういったことを知りたいのはぼくだけじゃないと思います。
というわけで、騎士団長殺しのことをもっと詳しく知りたいという人は、村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り! を読むのもアリだと思います。

で、村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り! は文字通りメッタ斬りだったのか

村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り! の著者は、大森望さんと豊崎由美さん。
大森望さんは、個人的にSF小説の翻訳家というイメージがあったのですが、SF小説以外も読まれるんですね。
と思ったら、豊崎由美さんと、文学賞メッタ斬り!シリーズを刊行していたんですね。というわけで、大森望さんが村上春樹を読んでいるのは、必然の流れなわけです。

大森望さんと豊崎由美さんという1961年生まれの書評家が、村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り! では、村上春樹さんの新作『騎士団長殺し』をメッタ斬りします。

で、本当に文句を言っていたのか、いちゃもんつけていたのか、というと、結構いろいろ言っていました。

とくに、免色渉という騎士団長殺しで出てくる人物について、そのモデルから、その立ち振る舞いの不自然さ、私との関係などを丁寧に解説していて、『なるほど』と思わされる箇所も多かったです。

村上春樹さんは個人的にも大好きな作家なので、ぼくも騎士団長殺しについてはいろいろ分析して、レビューを書いてみました。
最初、自分の分析したことが自信がなかったのですが、大森望さんや豊崎由美さんの感想と被るところもあったので、あながち、自分もまとはずれな評論をしたわけではないのだと感じ、うれしかったです(^^)

ぼくの騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編、騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編のレビューについてはこちらです。
騎士団長殺しの感想
もしよかったら、↑も読んでみてください。

話を戻しますが、村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り! は、便乗本ではあるものの、いろいろと丁寧に分析して、ここが良い、ここがダメだと評価を下しているので、うなずけるところが多かったと思います。

また、騎士団長殺しだけでなく、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『1Q84』、『女のいない男たち』についても語ってくれるので、騎士団長殺しは読んでいないし、興味もないけれど、↑の3冊については興味がある人にもおすすめです。

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